The pipe rest

無駄使いの記録

クトゥルフTRPGリプレイ「水の底より」4

KP「さて、そんなこんなしていると外から女の子の声がするね。『先生!』と死体の側で泣いているようだ」
谷内「誰が来たのかなーと外を覗いてみる」
KP「そこには年若い女性、20位のが死体の側で泣いてるね」」
箱崎「女性ねー…美人?」
KP「美人だね」
箱崎「ゲッヘッヘ」
谷内「レディーキラーが使えるんじゃない?」
箱崎「じゃあ話しかけてみよう」
KP「では女性は泣きながら『どちら様ですか』と聞いてくるね」
箱崎「どう名乗ったものか…」
谷内「えー…どうしようね」
箱崎「先生って言ってるぐらいだしダム反対派っぽくない?」
谷内「普通に観光客で良いんじゃない?」
KP「では君達がどう答えたものかと思っていると『私は浜風音と申します』と自己紹介をしてくれる」
箱崎「浜?浜和樹の娘?」
KP「浜和樹が50年前に5歳とかだから今55歳とかでしょ?」
谷内「なんて名前だっけ?」
KP「カザネ。風の音と書いて風音。可愛い名前でしょ?美人に違いない」
箱崎「しかし現実は非情である。この外国人とはお知り合いなんですか?と尋ねる」
KP「大学の時の恩師だと教えてくれるね」
箱崎「なんでここにいるのか分かる?」
KP「病気の療養だと聞いてる」
箱崎「病気?」
谷内「身体灰色だしなー」
箱崎「泊まってるホテルとか?」
KP「それは分からない。日本には教鞭をとりに来たようだ」
谷内「場所は知らないのか。何の先生なの?」
KP「そうだね。考古学とかちょっとオカルトチックなやつ。時々日本にも臨時教師としてやってくるが、本来はミスカトニック大学と言うところに在籍しているようだ」
谷内「ひえー」
箱崎「どうしてミスカトニック大学の先生すぐ死んでしまうん?」
谷内「じゃあ風音さんも同じ学問をやってるの?」
KP「そうだね」
谷内「病気の療養とか絶対嘘だろ。発信地じゃんここ」
KP「じゃあ風音さんはここでは何ですからと場所を移そうとするね」
箱崎「警察が来るまで時間あるだろ」
KP「それもそうか。じゃあ警察が来るまでこのままという事で」
箱崎「その間に仲良くなっておこう」
谷内「良い感じにね」
KP「ではここから自動処理で。警察が来て色々と処理をするとあっという間に日は暮れてしまった」
箱崎「では風音さんを家までお送りしよう」
KP「では『今日はありがとうございました。今夜は是非浜家においでください』」
箱崎「『どちらにせよそろそろご挨拶に伺おうと思っていたんですよ』と返す」
KP「では諸君は浜家に入る」
箱崎「今夜の晩飯は豪華だな」
谷内「やったぜ」
KP「浜家の屋敷は立派だが、その一部にしか生活の跡はなく、至る所がボロボロになって庭も手入れされていない。もうこのまま打ち捨てられるだけなのだろう、と言うのが率直な感想であった」
箱崎「ボロボロだな」
KP「屋敷の中にはあまり物が置かれておらず、それぞれの私室に私物が置かれているだけだ」
箱崎「風音さんはここに住んでるの?」
KP「そうだね。和樹もここに住んでる」
箱崎「じゃあ大学出て実家に戻ってきた感じか」
KP「いや、まだ在籍中なんだけど時々戻ってきてる感じ。では諸君らは風音さんの私室に通され、お茶でも飲んでる」
箱崎「取り敢えず和樹さんに挨拶しに行こう。『どうも夜分にすみません。カクカクシカジカな事件がありまして』」
KP「『ああ、私も行きました。不思議な話ですね』」
箱崎「あ、そう言えば教授の名前聞くの忘れた」
KP「えっと教授の名前はね…ストリンガー教授。『娘の大学の恩師らしいけど色々と村のことに首を突っ込んで来るから』と言った具合にあまり良い印象を持っていないようだ。講義の理由も教えてくれなかった」
谷内「理由も言わずに抗議してたのかよ」
箱崎「それじゃ誰も相手にしてくれないわ」
谷内「うーん、それは風音さんに聞こう。聞くことが一つ増えたな」
KP「浜は教授が死体となって発見されるその前の日にも会っていたそうだ。そのときはあんな灰色にはなっていなかったようだ」
箱崎「昨日はどれくらいの時間に会ったの?」
KP「夜だね。君たちが訝しむと『なに、いつもの世間話と抗議を聞いただけだ』と応える」
箱崎「あーその教授はどうやって来たの?」
谷内「真っ暗なんでしょう?」
KP「車かなー」
箱崎「車がどっかにあるはずだ」
谷内「無いんじゃないの?きっと和樹が殺したんだ!」
箱崎「そうだ!怪しい!」
谷内「疎ましくなったあなたは、後ろから…」
箱崎「殺したんだ!」
谷内「実際夜中に来てさー」
箱崎「最後に会ってるってのは怪しいよねー」
谷内「ミステリーの定番だね」
KP「それ以上は特に答えてくれない」
谷内「言いたかないんだ」
箱崎「まあ、あんまりブツブツ言うのはまずいだろ。ここは彼のテリトリーなわけだから。谷内に話は任せて風音さんに話を聞きに行こうかな」
KP「あ、描写忘れてたけど。和樹の私室は生活感が薄くてあまり物が置かれていない。目を引くものとして金庫が一つある」
箱崎「金庫?では『随分と私物が少ないようですが何処か他の場所に住まれているんですか?』と聞く」
KP「和樹は『いや、ここで生活しているんですけれどもここも引き払わなかればなりませんから』と返すね」
箱崎「なるほど。引っ越しに備えて私物を減らしてるのね」
谷内「金庫ねー」
箱崎「怪しいねー」
谷内「開けてみたいねー」
箱崎「ここで和樹を殺害するんだよ」
谷内「…」
箱崎「…」
谷内&箱崎「ゲヘヘヘ…」
谷内「こう内ポケットから鍵をとってね」
箱崎「沼に捨てればバレない」
谷内「50年前の事件を模して」
谷内&箱崎「グヘヘヘヘ…」
箱崎「一発でバレるな」
谷内「ここ私室なんでしょ?隙をつくのは難しそうだねー」
箱崎「じゃあとりあえず私は風音さんのところへ」
谷内「俺どうしてれば良いの?」
箱崎「世間話でもして食い止めてろ」
KP「じゃあそういうことで。特に聞きたいこととかある?」
箱崎「風音さんに?」
KP「そう」
箱崎「アンクレットかな。『実は教授が死んだ時にこれを持ってたんですよー』みたいな感じで」
KP「では風音さんはそれをみて見たことがある旨を応えるね」
箱崎「なんだんだか分かる?」
KP「何らかの儀式に使う何かということしか知らない。確か詳しい使い方をまとめたノートがあったはずだと教えてくれる」
谷内「マジかよー何処にあるんだよそれー」
箱崎「ホテル?」
谷内「ホテル行けなさそうだよ」
箱崎「じゃあ死んだ時に殺した奴が奪ったのかな。可能性としては」
谷内&箱崎「金庫の中がますます気になりますねー」
谷内「なんで反対してたかは?」
KP「風音さんも知らない」
箱崎「風音さん自身は反対はなの?賛成派なの?」
KP「風音さん自身は賛成派だね。沈むのは忍びないけどこの村の将来を考えればって感じ」
谷内「うーむ…」
KP「それと50年前に教授がこの村に来ていて、祖父の壽一と親しかったって事も教えてくれる。どうやらその時は別宅に滞在していたようだ」
箱崎「火をつけたとこか。これは調査せざるを得ないですなー」
谷内「そうだね。地下室とかあったりしてね」
箱崎「ありそうだねー」