The pipe rest

無駄使いの記録

クトゥルフTRPGリプレイ「水の底より」3

KP「では君達は宿でそれなりにもてなされて一夜を過ごすことができた。朝になりました。どうしますか?」
箱崎「あー宿の主人に挨拶して朝飯を食おう」
KP「そうすると宿の主人が慌てた様子で『あんたら聞いたかい。工事現場の近くで死体が見つかったそうだ』と言ってくるね」
箱崎「そりゃマズイ。責任問題だ」
谷内「えー、現場近くか」
KP「『しかもこの村の人間じゃなくて外国人だって話だ』」
谷内「えー、居たのかよ」
箱崎「その外国人って前から村に滞在してたの?」
谷内「顔見知り?」
KP「『前から村でちょくちょく見かけてたけど顔見知りってほどじゃ無いな。病気の療養だそうで』」
箱崎「とにかく現場に行ってみるか」
KP「では現場には人だかりができていて、有田監督が困った様子で立っている」
箱崎「取り敢えず谷内くんに野次馬を追っ払わせよう」
谷内「じゃあ監督に作業に戻してくれーって言う」
くKP「では有田監督はそれを聞いて作業員を作業に戻すね」
箱崎「じゃあ監督に経緯を聞く」
KP「『いやー今朝ここで死んでるのを見つけたんだよー』って答えるね」
箱崎「死体は?」
KP「まだシートを被せられてあるね。警察もまだ来てない」
箱崎「田舎だからね」
KP「『見つけたのは俺なんだけどよー、ここでぶっ倒れてたんだ』」
箱崎「見知った顔?」
KP「『まあ一応知ってはいるんだけど…。ふらっとやって来てはダムの開発を止める様に抗議してきたんだよ。あんたらが来るちょっと前にも来てたんだよ』」
箱崎「その外国人は何処に泊まってたのかな?」
KP「ここから2時間くらいの街のホテルに泊まってたみたいだね」
箱崎「浜さんはまだいない?」
KP「そうだね」
箱崎「じゃあ死体を確認してみよう」
KP「シートを剥がすと死体は全身が灰色になっていて全く生気が感じられない。SANチェックです。成功で0、失敗で1d3ね」
谷内「コロコロ…成功」
箱崎「コロコロ…あ、失敗だ。コロコロ…3の減少」
KP「最大値か。じゃあウッと口を押さえる感じで」
箱崎「そんなに酷い死体なのか」
KP「更にアイディアを振ってください」
谷内「コロコロ…失敗だ」
箱崎「コロコロ…成功」
KP「では箱崎はあの病気が進むと最終的にこうなるのでは無いかと気がつくね」
谷内「車に轢かれたーみたいな外傷は?」
KP「そう言うのは一切見られない」
箱崎「因みに身なりはどんな感じ?」
KP「結構立派で持ち物は無い」
箱崎「泊まってるホテルの場所とかも?」
KP「そうだね」
谷内「じゃあ有田に『前からこんなに灰色だったのか?』って聞く」
KP「『いや、前は普通だったんだけど見つけた時はこんなだったんだ』と答えるね」
谷内「これは何かに近付くとこうなるみたいな感じかな。メデューサ的な」
箱崎「それじゃあ工事現場の人も掘ってる途中にって事かな?分からん」
谷内「そうだね。RADに汚染されてるのかもしれない」
箱崎「RADアウェイ飲まなきゃ…」
谷内「どうしよう。もっと手がかりは得られないかな」
箱崎「靴を見よう。沼に入った形跡とか」
KP「特に無いかな。この辺りを歩き回ってついた泥だけだね」
箱崎「えー。泊まってるホテルとか分からないの?」
KP「じゃあ有田は『いや、そう言うのは分からねぇな。持ち物も…な、無かったぜ』と答えるね」
谷内「本当に?」
箱崎「本当に?無かったのかい?」
KP「『本当にな、無かったぜ』とちょっと吃りながら答える」
箱崎「『有田君。本当に無かったのかい?』」
KP「『ほ、本当に無かったんだって』」
箱崎「『現場で死体が発見されてここの責任者は君だよね?これは責任問題かもしれないねぇ』」
KP「じゃあ言いくるめで+5%してロールして」
箱崎「8割か」
谷内「楽勝やね」
箱崎「コロコロ…成功」
KP「では『そういう手がかりは無かったんだけどよ。こいつが持ってたものがあるぜ』と凄く惜しそうに答えるね。君達はプレハブまで移動して銀色のアンクレットを渡されるね」
谷内「遊戯王のアレみたいな奴?」
KP「そうだね。それは目を引くような銀色でとても価値のありそうなものだと一目で分かるね。『これを持っててよ。まあ、後で届けようとは思ってたんだけど』と白々しく言い訳する」
箱崎「それは握りしめてたのかな」
KP「そうだね」
箱崎「ではよく調べよう。文字とかが掘ってあったりはしないのかな?」
KP「特にないね」
箱崎「歴史に詳しい人なら分かる事とかも?」
KP「そうだね。特に分かる事はない」
谷内「うーん、やっぱり持ってるとお守り系のお助けアイテムかな?」
箱崎「分からないけど取り敢えず持っておこう。『じゃあこれは私が預かるということで』」
KP「『へ、へぇ』と惜しそうに答える」
箱崎「それじゃ『降って湧いた災難だったね』と言いながら胸ポケットに折った高額紙幣を何枚か入れてやる」
KP「『ええ、どうぞ持って行ってください』と手のひらクルーするね」